2020/8/19-20 工9320~工9331 黒井工臨

 卸し現場手前の柿崎駅に到着後, 中央締結車やエプロン車で点検作業や軽い準備を行った. 締結具を緩めるのは現場到着後となる.

 現場到着後は, 例の如く中央締結車の締結具を緩めエプロン車のシュートを出すなどの準備ののち, ワイヤーを線路と卸すレールに繋ぎ発進することでレールを卸し始める.

 今回は, 卸し作業開始時間の遅さや本数の多さ, 卸し作業の速度の遅さなどのために, ラスト200M地点に到着した頃には夜が明け始めた.

 2本ずつの卸しだったが, カーブの関係からか, 卸し終わりのレールが跳ねるのは1本ずつとなった. 先に手前のレールが卸し終わりを迎えて跳ね上がり, しばらく進んでもう一方のレールも卸し終わりを迎えた.
 卸し作業が終わると, シュートをたたむなどのロンチキ側の片付けと, 山越器を用いた卸しレールの位置の調整, 犬釘等による卸したレールの固定などをする. 線路側の片付けは卸し終えた臨工列車が発車した後も続き, 初電までに片付けを終える.

 今回は柿崎~上下浜 上り線現場だったため卸し作業終了後の返空列車は黒井駅まで走行し, 黒井で転回後, 新津へと戻った.

工9320~工9331 黒井工臨
DE10-1680①+チキ5500形13車[ロンチキB編成]
DE10-1680②+チキ5500形13車[ロンチキB編成]
50N×200M×10本