2020/9/15-16 工9825・工9821 小田原工臨

 今回施行された小田原工臨は, 東海道本線(旅客線)戸塚-横浜 間で卸し作業が行われた. 東戸塚駅より戸塚方にあるトンネルを出たあたりから卸し始め, 卸し終わりは東戸塚駅を少し過ぎた場所であった.
 今回は新人研修も兼ねた卸し作業であったようで, 作業員の人数がいつもよりも多く, また作業を見学したりiPadで写真を撮る作業員の方も見られた.

 卸し開始前の最初の機外停車中に, 例の如くエプロン車および中央締結車で卸し前の準備作業を行う. 準備作業終了後, 無線にて連絡を取った後に工臨が発車し卸し作業が始まる.
 工臨が再び動き出すと, いつものようにワイヤーがピンと伸びてから, 線路に繋がるワイヤーと繋がったレールが線路上へと落ちてゆく.

 トンネル出口から卸し作業は進み, 保線基地前の踏切状になっているアスファルト上にもレールを卸し, そのまま卸し作業をしながら横須賀線の線路に合流する東戸塚駅手前のカーブへと進んでゆく.
 トンネル出口から保線基地前を過ぎたあたりで1本目の卸しが終わり, ジョイントを繋いだ上でカーブの先へと2本目の卸しを進めていった.

 今回は1本ずつの卸し作業であったため, 東戸塚駅手前の大きなカーブの途中で3本目, さらに東戸塚駅手前で4本目を卸し, 東戸塚駅の横に進入, 東戸塚駅の横で5本目の卸し作業を開始した.
 東戸塚駅の保土ヶ谷方先端あたりの横で卸し終わりとなり, 東戸塚駅の少し先でエプロン車や中央締結車などの片付けのため機外停車した. 機外停車は東戸塚駅保土ヶ谷方にある陸橋から見下ろすことができた.

工9825・工9821 小田原工臨
EF65-1115②+チキ5500形10車[ロンチキA編成]
浜北=8, 60K×150M×5本