2020/9/17-18 工9946~工9947 深谷工臨

 今回施行された深谷工臨は, 高崎操を発車後ノンストップで熊谷貨物ターミナルまで走行し, 熊谷貨物ターミナルで転回ののち卸し現場のある深谷駅まで走行した.
 深谷駅下り線到着後は, 終電の発車を待避してから卸し作業を行う引込線へと入換作業をし, 卸し作業を開始した.

 卸し作業を行う場所では, 工臨の引込線到着前までにすでに置いてあるレールの位置を調整しレールを卸しやすくしたり, 山越器を事前に組み立てておくなどの準備作業が行われていた.
 工臨到着後は, 上野方のユニットより卸し作業を開始する. すでに組み立ててある山越器の一端をチキ車の卸す側と反対側に置き, もう一端はレールの上に置くことで高さを揃え, 締結具を取り外してから50Nレール4本(普通2本, HH340熱処理2本)の卸しを行う.

 上野方ユニットの50Nレール4本の卸し作業が終了すると, いったん山越器を(バラさずに)取り外してレール側に置き, 締結具を組み立てもとに戻すなど上野方のユニットの片付けが終了してからチキ車2両分奥に押し込み, 上野方のユニットを卸したのと同じ場所で高崎方のユニットの卸し作業を行う.
 チキ車2両分の押し込みが終わると, 締結具を取り外すなど, 高崎方ユニットの卸し作業の準備を行う.
 高崎方ユニットの卸し作業を開始する前に, 次の60レールを卸しやすくするために, 上野方ユニットから卸した50Nレール4本の置き場所を変えるといった均し作業が行われた. この均し作業ののちに, 山越器を上野方ユニットと同様の方法で高崎方ユニットに設置し, 高崎方ユニットの60レール15本の卸し作業を開始する.

 高崎方ユニットの15本の卸し作業が終了すると, 例の如く山越器を取り外してバラし, 締結具を組み立ててロープをチキ車に戻すなどの片付けが行われた.
 片付けが終了し所定の時間になると, 入換作業を行い下り線に移動したのち工9949列車で高崎操へと戻ったが, 今回は入換~工9949は撮らず撤収とした.

工9946~工9947 深谷工臨 (熊タ転回)
工9946:EF64-1001①+チキ5305-チキ5253+チキ5309-チキ5252
工9947:EF64-1001②+チキ5252-チキ5309+チキ5253-チキ5305
チキ5252-チキ5309:60K×25M×15本
チキ5253-チキ5305:50N×25M×4本