2021/1/26-27 工9341~工9340 大宮操工臨

 列車が卸し現場に到着すると, 作業員の指示で停止位置を調整したのち, 例のごとく締結具の取り外しと山越器の設置などの準備作業をしてから卸し作業を開始した.

 卸し作業は50Nレール2本積載のユニットと60レール25本積載のユニットそれぞれ同時に行われた. 作業員はユニットごとにわかれ, 2本積載のユニットの卸しが終わると, まだ25本積載のユニットは卸しをしている横で片付けを開始した.

 卸し作業が終了すると, 例のごとく山越器の解体と締結具の組立などの片付けを行う. すべての片付けが終了すると停止位置を少し手前に移動し, 川口駅通過予定時刻の少し前に田端操へと向けて発車した.

工9341~工9340 大宮操工臨 (川口)
工9341:EF81-133①+チキ5303-チキ5236+チキ6079-チキ6393
工9340:EF81-133②+チキ6393-チキ6079+チキ5236-チキ5303
チキ5303-チキ5236:60K×25M×25本 (川口)
チキ6079-チキ6393:50N×25M×2本 (川口)

 2018年5月10日に初施行となった, 東北貨物上り線川口付近で卸し作業を行う, 新小岩操を夜に出る大宮操転回の短尺・定尺レール輸送(大宮操工臨)だが, EF81形が牽引するのは今回が初となった. これは, 施行当日のEF65形の運用が多く, EF65形が不足していたためであると考えられる.